目標
invox炭素会計の目標では、年間のCO2排出量目標値を設定します。
目標設定
目標設定画面を開きます。
対象範囲・年度の指定と、各年度に対する目標値(tCO2)を入力してください。
目標年度について、SBTの基準では目標年は申請時点から5年以上10年以内の範囲で設定する必要があります。
基準範囲外の年度(現在年を基点として5年~10年が基準範囲)を指定した場合は警告メッセージが表示されますので、確認の上設定してください。
目標値(tCO2)はExcelやスプレッドシートからコピー・貼り付けでの入力も可能です。
※ミニマムプランの場合はスコープ3は表示されません。
スコープ3の目標を設定する
対象範囲・年度にてスコープ3も有効化すると、年度と対象カテゴリが選択できます。
対象カテゴリ選択画面内の%表示は、基準年の排出量の割合を示しています。
SBTの基準では、基準年におけるスコープ3排出量の67%以上を対象に含める必要があります。
選択したカテゴリの割合合計値が67%未満だった場合は警告メッセージが表示されますので、確認の上設定してください。
※対象カテゴリは一つ以上選択してください。
[スコープ3の目標をカテゴリ単位で設定する]を有効化すると、対象カテゴリで選択されたカテゴリ単位の入力画面が表示されます。
各カテゴリに対する目標値(tCO2)を入力してください。
目標値(tCO2)はExcelやスプレッドシートからコピー・貼り付けでの入力も可能です。
※スコープ3の目標値は各カテゴリに入力された合計値が計算され自動表示されます。
※スコープ3の各カテゴリに直接入力した場合は、スコープ3に入力された数値があっても自動計算された各カテゴリの合計値が反映されます。
目標値自動生成
SBTの短期目標の要件に基づき、基準年の翌年から目標年までの目標値を自動で算出する事ができます。
自動生成したい対象スコープや水準を選択し実行後、生成された内容を確認して保存します。
目標値チェック
SBTの短期目標の要件に沿って、基準年の翌年から目標年までの目標値が基準を満たしているかを確認する事ができます。
対象スコープや水準を選択し実行後、結果を確認します。
全ての年度が基準を満たしている場合は、下記で表示されます。
「設定された目標値は、基準年の翌年から目標年までのすべての年度で SBTの短期目標要件を満たしています。」
基準を満たしていない年度が存在する場合は、
「以下の年度で、SBTの短期目標要件を満たしていません。」と表示され
基準を満たさない対象年度、スコープなどの詳細が表示されますので基準を満たす目標値を設定の上、再度目標値チェックを実施してください。
予実表示
算定された該当年度の実績値も含め、表示期間や表示項目の設定内容に沿ったグラフや表が表示されます。
スコープ3の対象カテゴリ選択のデフォルトは、目標設定の短期目標での設定値となります。
一時的に表示を切り替えたい場合は、表示期間・表示項目をそれぞれ指定してください。