"使いやすくリーズナブル"なサービスで効率的な電子発行とインボイス制度対応を実現
2024.5.23 株式会社 チッタ エンタテイメント様 財務経理部 財務経理課
嶋森 友美 様・五十嵐 美樹 様・大浦 大典 様・岡部 颯希 様
株式会社 チッタ エンタテイメント
財務経理部 財務経理課 嶋森 友美 様 五十嵐 美樹 様
大浦 大典 様 岡部 颯希 様
利用プラン:invox発行請求書 ベーシックプラン
請求書発行件数:130件/月
株式会社 チッタ エンタテイメントについて
当社、株式会社 チッタ エンタテイメントは神奈川県川崎市で複合商業施設「ラ チッタデッラ」を運営している企業です。
チッタグループの歴史は1922年(大正11年)に東京日暮里で娯楽街づくりを計画した創業者が、「人々のためにあり、人々に楽しみを与えられる街を育てたい」という志のもと映画館経営を始めたことから始まりました。その後川崎地区に拠点を移し、その街づくりにも関わらせて頂くようになって、地域の方々に支えられ、2022年に創業100周年を迎えました。
チッタグループは「エンタテイメントと文化を通じて、都市に新鮮な感動と活気を提供すること」を使命とするグループ企業です。
私どもが在籍する株式会社 チッタ エンタテイメントはグループ全体のヘッドクォーター機能としてグループ戦略、マーケティング戦略全般の立案を行い、施設ブランドを構築するほか、チッタグループ全般の不動産を所有しプロパティーマネージメントを行っています。
グループ会社の株式会社チネチッタはシネマ・コンプレックス「チネチッタ」の運営、株式会社クラブチッタは最新の音響設備を備えたライブホール「クラブチッタ」の運営、株式会社ディーノはイタリアンレストラン「イル・パチョッコーネ・ディ・キャンティ」の運営、株式会社レックスはボウリングやバッティングなどのスポーツレクリエーション、サウナ、カプセルホテルなどリラクゼーション施設の運営を行い、様々な形で地域に根ざしたエンタテイメントを提供しています。2025年には「saunahouse」がオープン予定で現在、着々と工事を進めています。
インボイス制度の遵守と業務効率化の両立ができるサービスを探して
当グループでは一部のグループ企業を除いて、発行する請求書の大半を各社異なるフォーマットのExcelで作成していました。そのような中、インボイス制度が導入されることになり、当時発行していた請求書をチェックしてみると、統一が難しいフォーマットで発行されており、このままでは法制度に則っての発行は難しく、経理側のチェック業務の負担が増えてしまうと考え、請求書発行システムの検討を始めました。
費用・機能・使いやすさ 全てに納得のサービス
検討当時は複数の製品を比較検討しました。比較の際には、インボイス制度に対応できることは大前提として、アカウント数の制限や課金体系、承認フローが設定できるか、入金消込の機能があるかという点で比較しました。
当社はグループ統括での経理業務を行っていたため、管理上、1人の経理担当者が複数のグループ企業の契約環境にログインして使用することを想定していましたので、アカウント数で課金がされてしまうと実際には1人なのに費用がかさんでしまうことが懸念でした。グループ企業の中でも請求書発行件数が多い企業もあれば、極端に少ない企業もありましたから、費用対効果が出づらい企業には費用をあまりかけたくなかったというのが実情です。
その点invox発行請求書は、アカウント数の制限もないですし、経理がシームレスに契約環境を切り替えて使えるため、非常に使い勝手が良かったので、社内でも導入を推進しやすかったですね。システム画面も他社と比較して、とても使いやすかったのも好印象でした。先に挙げた承認フローの設定や、入金消込なども経理目線で、細かなすべての機能がトライアルで検証ができたので、実運用のイメージが明確になりました。
さらに、費用で比較しても導入コストがリーズナブルであった点も決め手の一つです。導入までのハードルが低く、スムーズに業務へ移行できることがトライアルでしっかりと確認できたため、グループ全体での導入を決定しました。
電子発行で業務を可視化、現場とのやりとりも円滑に
サービスの導入前は、Excelを使用して入金の確認や請求書作成を行っていましたが、手作業が多く、ミスが発生しやすい状況でした。特に入金の消し込み業務は、入金明細と請求情報を突き合わせて手作業で行っていたため、業務負担が高い状況でした。
invox発行請求書の導入後、電子発行の切り替えによって、現場担当者とのやり取りがスムーズになったことは大きかったです。また、自動消込機能の利用により、手動処理が大幅に削減され、業務の効率化が進んだことはインボイス制度がもたらしたものだと思っています。
導入前は、社内でのツール導入に対する理解を得るために、特にシステムに慣れていない社員への説明や準備が大変でしたが、若い世代の社員はシステム導入に対して柔軟で、結果として、大きな反対などはなく導入ができ、導入してよかったと思っています。
自動化を推進し、経理業務に残る紙ベース管理を解消したい
入金管理の機能はまだ使いこなせていない状況ですので、さらに活用できるような環境整備を進めて、さらなる自動化を目指していきたいと考えています。
また、invoxと直接関係はしないのですが、当社の固定資産管理業務はまだまだアナログで、依然として課題になっています。以前、固定資産の管理システムを調べたのですが、大企業向けのソフトウェアが主流で、導入費用が高額になってしまうものが多く、導入を断念してしまいました。不動産などは業界的にも紙を前提にした管理体系になっていますので、そこを手軽に電子化して、利用できるサービスがあるといいなと考えています。