DXのはじめの一歩として、 経理の未払計上・支払処理×invoxは最適だった
2020.12.3 株式会社H.M.マーケティングリサーチ/取締役:髙橋 勇生 様
株式会社H.M.マーケティングリサーチ/取締役:髙橋 勇生 様
利用プラン:ベーシック
受取請求書枚数:100~199件/月
支払データ連携:オンラインバンク
仕訳データ連携:SAP
全社をあげて急ピッチでDXを進める中、
着実に成功体験を得たいと考えてinvoxを導入
H.M.マーケティングリサーチ髙橋様)H.M.マーケティングリサーチは、オフラインからオンラインまで幅広いリサーチソリューションをワンストップで提供する、マクロミルグループの会社です。
2018年にマクロミルグループになり、その頃からDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によってさらにスピードを上げてDXを進める必要が生じました。
しかしDXは初期の検討に時間と労力がかかることはもちろん、これまでの業務フローを刷新しなければならないことが多く、一時的とはいえ今までより業務負荷が増えることを覚悟しなければなりません。
慢性的なリソース不足である本業のリサーチはとりわけビジネス特有のオペレーションが含まれるため、検討にどれだけ手間と期間がかかるか分からない、実現できたとしてどれほど効果が得られるか分からないことにジレンマを抱えていました。
そんな中、業務の一般性が高いコーポレートサイドから手を付けるのが近道と考え、その内、まずは経理部門の請求処理の効率化に狙いを定めれば、DXの効果をダイレクトに体感できる上、解決の道筋や導入にかかるコストの目安が分かるため、成功体験を得られる初めの一歩として最適と思い、invoxを導入しました。
一時的に業務負荷が増えるかもしれないと覚悟してinvoxを導入したら、未払計上と支払処理の工数を早々に半減できた
新しい試みに不安はありましたが、一時的な業務負荷の増大や多少の混乱を覚悟してinvoxを導入しました。
Webサービスの導入に慣れていないこともあり初期設定が若干難航しましたが、属人的な作業をinvoxに導入サポートパックで依頼できたことに加え、チャットやメールによる質問にスピーディーに回答いただけて、思っていたよりスムーズに稼働しはじめられました。導入当初はそれほど重視していませんでしたが、サービス選定の際、サポートが充実していることは思ったより重要だったとあらためて感じます。
稼働しはじめてしまえば、操作は数日で理解でき使い勝手もよいため、新メンバーが入社した際の研修期間を短縮できる効果も期待できそうです。また、経理未経験者であってもinvoxを使って経理業務のサポートをできるかもしれない可能性を感じています。
導入後、支払処理にかかっていた工数は約10分の1、未払計上の工数もおよそ半減できる見込みです。
工数削減もさることながら、確実性が求められる支払データを人の目でチェックして高い精度でデータ化してくれるため、社内で何度も不毛なチェックをせず正確性を担保できることもありがたく思っています。
H.M.マーケティングリサーチのDXは、まだまだ道半ば
invoxを導入しましたが、H.MマーケティングリサーチのDXはまだ途中過程です。
経理だけを切りとってみても経費精算や請求書の発行など効率化の余地が残っていて、何より本業のリサーチは、対面でのインタビューや紙で回収するアンケートなどアナログでデジタル化できる余地が多く残っています。
リサーチのDXは、既存のリサーチシステムと業務フローが密接に紐づいていたり、取り扱う情報の機密性が高かったりして、効率化の難易度は上がりますが、解決しやすい課題からひとつひとつ着実に解決していき、それにより創出したリソースで更にDXを加速させていきたいと考えています。
また、invoxの今後の成長も大いに期待しています。
足元の課題では繁忙期や急な支払処理の対応が生じた場合、特急で対応してくれるオプションがあるとより一層使いやすくなります。
遠くない未来には、invoxで請求書をデータ化して一元管理することにより、リアルタイムにPLやBS、キャッシュフローを把握できるようになる世界が現実に近づいてきていると感じ、楽しみに待ち望んでいます。