請求書の完全電子化を実現し、業務効率化だけでなくESG経営が推進
2024.8.28 株式会社アイテック 教育事業本部 管理部 鄭 順姫 様
株式会社アイテック
教育事業本部 管理部 鄭 順姫 様
利用プラン:invox受取請求書 プロフェッショナルプラン
受取請求書件数:160件/月
仕訳データ連携:勘定奉行
株式会社アイテックについて
アイテックは教育事業とITエンジニア派遣事業を行っています。
教育事業ではIT技術者の育成と高度なネットワークエンジニアの育成を軸とし、情報処理技術者試験対策を中心に、通信教育、セミナー、書籍、模擬試験などのサービスを提供しており、
法人向けにDX人材育成、ESG推進、ヒューマンスキル強化などの教育サービスも展開し、総合的な人材育成をサポートしています。
1983年(昭和58年)に、国内の民間事業者として初めて、国家試験「情報処理技術者試験」のための教育サービスを開始しました。40年以上にわたり、IT人材育成の専業事業者として、延べ法人約11,000団体、130万人以上の皆様にご利用いただいております。
ITエンジニア派遣事業ではシスコ技術者資格(CCNA)をはじめ、ネットワーク・サーバ関連の資格を有するエンジニアがネットワークシステムの構築・運用、保守、テクニカルサポートを行っています。
これらを通して、人材創成ソリューション事業を展開し、企業の持続可能な発展を支援しています。
法対応と完璧な電子化の両立を目指してサービスを検討
当時は、請求書や支払依頼書を紙ベースで処理していて、テレワークが普及する中で業務の非効率さが課題になっていました。受領した請求書と社内で作成した支払依頼書を社内サーバーで保存、回覧していましたが、完全電子化はできておらず、最終的には紙で出力し、処理を行っていました。このフローだと、担当者が出社しなければならなかったため、管理部門全体の生産性が上がりづらいと感じていました。
そのような非効率な業務状況のなか、追い打ちをかけるように、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が急務となったことがサービス導入を検討するきっかけになりました。
サービスを検討する際には、法対応はもちろんのこと、請求書の受取から支払までシステムで一貫して対応できるかどうかという観点で複数のサービスを比較しました。
正直に言うと、invox受取請求書を導入決定するまでにあまり迷うことはありませんでした。
invoxはトライアルができたので、社内の担当者と一緒に当社の想定する運用ができるかをテストしましたが、問題なくクリアできましたし、操作性や画面の見やすさなどの社内評価も高かったです。何より他社と比べて圧倒的にコストが安かったのは大きな決め手になりました。
紙の回覧がなくなって出社が削減でき、
印刷や保管にかかるコストまで削減されて環境配慮も実現
invox導入後、請求書の受領から計上、支払処理までをすべて電子化することで、紙の請求書や支払依頼書を印刷して回覧する必要がなくなり、出社回数は8割削減できました。invox導入前は、支払依頼書も合わせると500枚以上の紙の印刷とファイリングをしていたのですが、それもなくなりましたし、印刷や保管にかかるコストも大幅に削減され、ESG経営にもつながっています。
invoxの機能の中で、業務的にとても便利だなと感じているのは、仕訳辞書とワークフローです。
初期の導入サポートで定型的な仕訳はほとんどパターン登録してしまったので、請求書をアップロードするだけで、自動的に仕訳まで作成された状態になることは社内の利用者から、嬉しい声が挙がっています。
ワークフローは特定部門のみを異なるフローにしたかったのですが、それも柔軟にできたので、便利さを実感しています。
今回のinvox導入で、当社がやりたかったことをほとんど実現できたので、大成功のシステム導入だったと思いますね。