【図解でわかる】タイムスタンプとは?仕組み・付与方法・電子帳簿保存法対応まで解説
電子帳簿保存法への対応で「タイムスタンプ」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
「そもそも何をするもの?」「どんな方法で付与すればいいの?」と疑問に思う経理担当者も少なくありません。
この記事では、タイムスタンプの仕組み・法的位置づけ・具体的な付与方法(やり方)を解説します。
後半では、invox受取請求書での自動付与の仕組みも紹介します。
目次
タイムスタンプとは?意味と仕組み
タイムスタンプとは、電子データがある時刻に存在していたことと、その後改ざんされていないことを証明する仕組みです。
「認定タイムスタンプ事業者」(TSA)が発行する電子証明書によって、ファイルの信頼性を保証します。

例えるなら、紙の書類に「押印+日付」を残す電子版です。
この技術は、電子帳簿保存法・電子契約法・電子署名法などで「真実性確保」の手段として認められています。
電子帳簿保存法での役割
電子帳簿保存法では、電子データを保存する際に次の3つの要件を満たす必要があります。
- ① 真実性の確保: 改ざんされていないことを証明できる状態にする
- ② 可視性の確保: 内容を明瞭に確認できる状態にする
- ③ 保存性の確保: 必要期間(7年または10年)にわたり安全に保存できる状態にする
このうち、タイムスタンプは①「真実性の確保」に対応します。
請求書や領収書などの電子取引データにタイムスタンプを付与することで、データが改ざんされていないことを第三者機関が証明します。
📘 令和4年(2022年)改正での代替方法
タイムスタンプが難しい場合でも、以下の方法で真実性を確保することが可能になりました。
- 訂正・削除の履歴を残すシステムで保存する
- 事務処理規程を整備して運用ルールを明確にする
ただし、最も外部証明力が高いのはタイムスタンプ付与であり、監査・税務対応時にも有利です。
タイムスタンプの付与方法(やり方)
実務でのタイムスタンプ付与には、手動付与と自動付与の2つの方法があります。
① 手動で付与する方法
国税庁が認定するタイムスタンプサービス(アマノ、セイコーソリューションズ、NTTデータなど)を利用します。
<手順>
- 電子取引データ(PDFなど)を保存
- 専用サービスにアップロード
- タイムスタンプを付与
- 付与済みファイルを保存フォルダに格納
メリット:導入コストが低く、少数運用でも対応可能
デメリット:件数が多い場合、都度操作が必要で手間がかかる
② システムで自動付与する方法
電子帳簿保存法に対応したクラウドシステム(SaaS)を利用し、ファイル登録時に自動でタイムスタンプを付与します。
- 登録時に自動でタイムスタンプを付与
- 付与情報・操作ログを自動記録
- 人為的ミスや付与漏れを防止
invox受取請求書では、請求書をアップロードまたはメール転送するだけで自動付与が完了します。
システムが証跡も同時に記録するため、改ざん防止・監査対応の手間を大幅に削減できます。
タイムスタンプ付与のタイミングとルール
国税庁ガイドラインでは、電子取引データ受領後おおむね7営業日以内の付与が推奨されています。
最も安全なのは「受領時点で自動付与」する運用です。
運用ルール策定のポイント:
- 誰が付与するか(経理担当者 or システム自動)
- いつ付与するか(受領直後/承認後など)
- どう管理するか(フォルダ構成・システム設定)
invoxのような自動付与機能を使えば、付与漏れや遅延を防げます。
タイムスタンプ以外の代替方法
| 代替方法 | 概要 |
|---|---|
| 訂正削除履歴の保存 | システム上で変更履歴を残し、誰がいつ修正したかを記録する。 |
| 事務処理規程の整備 | 書類の処理・保存・確認フローを文書化し、社内ルールで担保する。 |
ただしこれらは内部管理による証明であり、外部証明力を持つタイムスタンプとは性質が異なります。
重要な書類では、タイムスタンプとの併用が推奨されます。
まとめ:確実性と自動化が鍵
タイムスタンプは、電子データの信頼性を保証するための重要な技術です。
手動付与も可能ですが、運用ミスや付与漏れを防ぐには自動化が現実的です。
invox電子帳簿保存を導入すれば、アップロードと同時にタイムスタンプを自動付与し、
「法対応+業務効率化」を一度に実現できます。
ご興味のある方はお気軽に個別相談会をご予約ください。
