電子帳簿保存法 スキャナ保存制度に必要な準備
invoxを利用して電子帳簿保存法 スキャナ保存制度に対応するには、①スキャナ保存制度設定の有効化と②規程、書類をご用意いただく必要があります。
①スキャナ保存制度設定の有効化
[設定]-[サービス]-[電子帳簿保存法設定]を開き[スキャナ保存制度の保存要件に対応する]を選択してください。
スキャナ保存制度の対応を有効にしてスキャン画像を取り込むと、入力者やサイズ、解像度や画素数などスキャナ保存制度で必要な項目が表示されるようになります。
②規定・書類の用意
- ・スキャナによる電子化保存規程
- ・国税関係書類に係る電子計算機処理に関する事務の手続を明らかにした書類
事務処理規程等のテンプレートページよりダウンロードいただき、必要な箇所を編集してご利用ください。
目次
invoxのスキャナ保存制度の各要件への対応方針
入力期間の制限
事務処理マニュアルに従い期間内にスキャンおよび入力を行ってください。
見読可能装置の備え付け
14インチ以上のカラーディスプレイをご用意ください。
電子計算機処理システムの開発関係書類等の備付け
ヘルプセンターにマニュアルを用意しております。
検索機能の確保
検索要件に対応しております。
画像に関する要件
画像から解像度・カラー・大きさの情報を取得し、取得した値が要件を満たさない場合や、値が取得できない場合は警告メッセージを付与します。
入力者情報の確認
アップロードした書類ごとに担当者、承認者を記録します。
運用に合わせて入力者を定義してください。
タイムスタンプの付与
ベーシックプラン以上であればタイムスタンプの付与がご利用いただけます。
タイムスタンプで対応する場合はタイムスタンプ設定を有効にしてください。
ミニマムプランの場合はタイムスタンプの付与要件に代え下記で対応が可能です。
- ・NTPサーバで時刻を同期しアップロード時刻を保持
- ・訂正削除の履歴を記録し、画面上で確認できるようにします
スキャン文書と帳簿との相互関連性の保持
invox電子帳簿保存で書類に伝票IDの設定が可能です。業務に合わせて下記のいずれかの方法で対応してください。
- ・invox上で書類に対して伝票IDを設定する
- ・伝票に書類IDを付与する
- ・書類IDと伝票IDの対応表を作成する
整然・明瞭出力
画面での表示のほか、選択した書類の一括出力(pdf)に対応します。
ヴァージョン管理
アップロードしたファイルは差し替えや更新が不可となっているためヴァージョン管理は行いません。
改正電子帳簿保存法に関する資料をダウンロード
必要項目をご記入いただくと『invox電子帳簿保存のサービス案内資料』と
セミナー資料『「改正電子帳簿保存法 電子取引」への“超”実践的な対応方法』をダウンロードいただけます。