請求書の処理業務にまつわるリスク

請求処理業務

企業の不正リスク調査※1によると、上場企業で2018年から2020年の3年間に不正事例があったと回答した企業の割合は46.5%、そのうち発生・損害金額ともに最も多いのが「横領」です。

そこで横領の3大パターンと言われる、着服・横流し・キックバックについて見てみましょう。

※1:デロイトトーマツ 企業の不正リスク調査白書

横領の3大パターン

着服

着服とは、現金・預貯金をただ盗むだけでなく、経費の水増し・代金架空請求などさまざまなパターンがあり、実際には下記の事例が存在します。

横流し

横流しとは、会社等の所有する切手・商品・建築資材などの物資を正規のルートによらず転売することで、実際には下記の事例が存在します。

キックバック

キックバックとは、謝礼や販促金などの目的で金銭などを渡すことで、上記2つと異なり行為自体は横領ではありません。
しかし、水増し・架空請求などを個人的に利益を得る目的で行った(行わせた)場合は横領となり、実際には下記の事例が存在します。

以上のように会社役員・従業員等による横領事例は枚挙に暇がなく、また横領の発覚により、会社としてのブランド・信用が毀損されることも多く、さらに追徴課税される可能性も十分にあり得るなど、横領により会社が受けるダメージは計り知れません。

横領に有効な対策

不正防止には、定期的な担当者の交代や一連の業務を複数人で担当するなどの対策が有効ですが、システム的な面での業務プロセスの改善・見直しも同様に有効です。

システム化というと業務効率化や生産性向上というメリットが思い浮かびますが、オペレーションを人の手を介さずに自動化できれば、単純なミスの撲滅はもとより、人の手による改ざんがしづらくなる利点もあります。

さらに、請求書のデータ化に伴い、詳細なデータ分析をより簡単に行うことが可能となり、不正の早期発見・抑止につながります。

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