請求書のデータ化項目
invoxは、AI OCRによるレイアウト推定や文字認識とオペレータの確認を組み合わせ、99.9%以上の精度で請求書をデータ化します。
標準のデータ化項目
invoxは、請求書に記載されている内容のうち、支払や計上に必要な以下の項目を標準でデータ化します。
2019年10月に導入された区分記載請求書に対応して、標準税率10%と軽減税率8%の税区分ごとの金額内訳をデータ化します。
- 発行者名
- 請求日
- 支払期限
- 支払先口座
- 請求金額
- 税区分ごとの金額の内訳
※外貨の場合のデータ化項目は請求書の外貨対応をご覧ください。
データ化後、請求書の詳細画面からデータ化の結果と請求書原本の画像を並べて確認でき、アップロードした請求書をPDFファイルとしてダウンロードいただくこともできます。
オペレータ確認ありによるデータ化時の注意点
支払方法
仕入先に対し、支払方法が設定されていない場合は、請求書記載の内容を支払方法として登録します。
支払方法が設定されている場合は、デフォルトと請求書記載内容を確認し差異があっても追加入力は行わず、メッセージを付与してのデータ化となります。
対象メッセージ:「仕入先に設定されているデフォルトの支払方法が、請求書から確認できませんでした。」
口座名義
全銀形式の振込データでは口座名義は半角カナ・英数字のみが利用可能です。請求書に口座名義が漢字で記載してある場合は、読みを正しく判定できない可能性があるためデータ化の対象外となります。
AI OCRによる請求明細と請求書番号のデータ化
invoxは、AI OCRによる請求明細のデータ化およびデータ化した請求明細の仕訳辞書での利用に対応しています。
請求書から明細が読み取れた場合に請求書画面に表示される「明細」ボタンを押すと、読み取った請求明細の内容が表示されます。
品番や品名など読み取った請求明細の内容を利用して、勘定科目等の条件が設定可能です。
請求明細と請求書番号はAI OCRによってデータ化し、オペレータによる確認を行わないため、99.9%精度保証の対象外となります。
項目 | 値 |
---|---|
請求書番号 | 例)190100001 |
請求明細 | 品番・品名・単価・数量・小計など |
請求書に記載されていない情報のデータ化
請求書に記載されていない情報で請求処理に必要な項目として、部門・プロジェクト・勘定科目があります。
事前に部門やプロジェクトをご登録いただくことで、請求書に記載されていない部門やプロジェクトの情報を請求データに付加でき、仕訳の計上部門や仕訳辞書の条件としてご利用いただけます。
また、invoxは勘定科目と補助科目を設定できます。
現在お使いの勘定科目一覧をインポートすることも可能です。
勘定科目は、取引先や部門の情報で仕訳辞書を利用し、アップロードいただく請求書全体の80%から90%が推定可能です。