請求書のデータ化項目
invox受取請求書では、請求書に記載された情報を高精度でデータ化し、経理業務の効率化を支援します。
このページでは、invoxが自動でデータ化する請求書の項目について説明します。
標準のデータ化項目
invox受取請求書は、請求書に記載されている内容のうち、支払処理や会計計上に必要な項目を自動でデータ化します。
インボイス制度に対応した税区分(標準税率10%・軽減税率8%)ごとの金額内訳まで含め、以下の項目が標準でデータ化されます。
- 発行者名
- 請求日
- 支払期限
- 支払先口座
- 請求金額
- 税区分ごとの金額の内訳
※「オペレータ確認あり」でデータ化をご依頼いただいた場合、99.9%以上の精度でデータ化を保証いたします。
※「オペレータ確認なし」の場合は、精度保証の対象外となります。
※外貨請求書のデータ化項目については「請求書の外貨対応」のページをご覧ください。
「オペレータ確認あり」でデータ化する際の注意点
支払方法
仕入先マスタに取引設定が登録されていない場合
請求書から読み取った内容を支払方法として登録し、取引設定に割り当てます。
仕入先マスタに取引設定が登録されている場合
仕入先マスタの取引設定のデフォルト支払方法と請求書の内容を確認し、相違があっても仕入先マスタへの追加は行わず、支払方法が不一致の場合にはメッセージを付与してデータ化します。
例:仕入先マスタの取引設定のデフォルト支払方法が「口座振替」で、請求書に記載の支払方法が「銀行振込」の場合、
「支払方法の一致が確認できませんでした。」というメッセージが付与されます。
※取引設定のデフォルト支払方法が空欄の場合でも、取引設定があれば支払方法として登録されません。
※読み取り項目設定の「デフォルトの支払先口座が請求書から確認できない場合にオペレータによる支払方法の入力を行う」がONの場合には、請求書に記載の支払方法と、仕入先の取引設定のデフォルト支払方法が不一致の場合に、オペレータによる支払方法の追加が行われます。
口座名義
全銀形式の振込データでは口座名義は半角カナ・英数字・一部の記号のみが利用可能です。
請求書に口座名義が漢字で記載されている場合は、正しい読みに変換できない可能性があるためデータ化の対象外となります。
AI OCRによるデータ化項目(標準以外の項目)
上記の標準のデータ化項目以外は、AI OCRによる読み取りとなるため「オペレータ確認あり」でデータ化をご依頼いただいた場合でも精度保証の対象外となります。
読み取る項目の設定は「読み取り設定」のページをご確認ください。
読み取った請求明細は「仕訳辞書の設定」や「請求データ出力」で利用でき、それ以外の項目については「請求データ出力」で利用できます。
詳細は下記のヘルプをご覧ください。
請求明細から仕訳辞書を生成する
請求データのフォーマット