デフォルト仕訳設定（売上計上）

invox発行請求書は「仕訳辞書」と「デフォルト仕訳設定」という2つの仕組みで売上計上仕訳を自動生成します。

デフォルト仕訳設定（売上計上）には、請求書に条件が合致する仕訳辞書が無い場合の売上計上仕訳のパターンを定義します。
仕訳機能を使用する場合、出力設定での仕訳データを出力するための設定と、勘定科目・補助科目、税区分の設定が必要です。

1 サービス設定を表示する
2 デフォルト仕訳設定（売上計上）を表示する
3 デフォルト仕訳（売上計上）の設定

サービス設定を表示する

メニューから[設定 > サービス]を選択します。

デフォルト仕訳設定（売上計上）を表示する

下方に表示されている[仕訳に関する設定] – [デフォルト仕訳設定（売上計上）]の[設定]をクリックしてください。

デフォルト仕訳（売上計上）の設定

下記の項目の設定が完了したら、右上の[保存]をクリックしてください。

①計上日

計上日は「請求日」から条件を設定して計算できます。
計上日右側の[編集]をクリックし、設定内容を編集して、右上の[保存]をクリックしてください。

②税区分
「自動判定」の税区分を設定すると、請求書の税率ごとの金額から自動で判定された税区分が設定されます。

③部門
部門には「設定しない」「自動判定」「固定値」の3つの条件が指定可能です。
「自動判定」を設定すると、請求書の部門が設定されます。

④金額
金額には「設定しない」「自動計算」「固定値」「内訳」「比率」の5つの条件が設定できます。
「自動計算」を指定すると、請求書の税率ごとの金額ごとに明細が展開された仕訳が生成されます。

⑤摘要
摘要には固定の文字列の他、以下のパラメータが設定できます。

パラメータ	利用例	概要
${計上年}	${計上年}年分 ↓ 2020年分	計上日の年4桁を表すパラメータです。
${計上月}	${計上月}月分 ↓ 6月分	計上日の月2桁を表すパラメータです。下記のように記述する事で±3の調整が可能です。 ${計上月-1}：前月 ${計上月+1}：翌月
${計上日}	${計上日} ↓ 2020年6月30日	計上日（YYYY年M月D日）を表すパラメータです。
${請求ID}	${請求ID} ↓ II2181000581	請求IDを表すパラメータです。
${請求番号}	${請求番号} ↓ 202312000001	請求番号を表すパラメータです。
${件名}	${件名} ↓ 3月分利用料	請求の件名を表わすパラメータです。
${得意先}	${得意先} ↓ 株式会社invox	請求の得意先の名称を表すパラメータです。
${得意先コード}	${得意先コード} ↓ DW001	請求の得意先のコードを表すパラメータです。
${部門}	${部門} ↓ 開発部	請求の部門の名称を表すパラメータです。
${プロジェクトコード}	${プロジェクトコード} ↓ PJ001	請求のプロジェクトのコードを表すパラメータです。
${プロジェクト}	${プロジェクト} ↓ invox導入プロジェクト	請求のプロジェクトの名称を表すパラメータです。
${借方部門}	${借方部門} ↓ 開発部	仕訳明細の借方に設定された部門の名称を表すパラメータです。
${貸方部門}	${貸方部門} ↓ 開発部	仕訳明細の貸方に設定された部門の名称を表すパラメータです。
${ユーザ定義項目のラベル}	${ユーザ定義項目のラベル} ↓ ユーザ定義項目の値	請求項目設定や請求明細項目設定で設定したユーザ定義項目を表わすパラメータです。ユーザ定義項目で設定したラベルを指定すると値に置き換わります。明細に対するユーザ定義項目は仕訳辞書が「請求明細から生成する」の場合にのみ利用可能です。 ※「テキスト（複数行）」の項目は改行がなく１行のデータとして出力されます。